こんにちは、岡本@ブレインズコンサルティングです。
今回は Microsoft Azure(※1) で IoT関連システムのサンプルを作った際に感じた苦労した点や考察などまとめていきたいと思います。
【目的とシステム構成】
インターネットに接続可能な温度センサー6台をオフィスに配置して、それぞれのセンサーで検知した室温の異常値を検出します。その結果をPower BIで可視化します。
【利用するサービス】
- Event Hubs
- オフィスに配備した温度センサーを実装したラズベリーパイからの情報を一手に引き受けます。
- Stream Analytics
- Event Hubsのサブスクライバになり、メッセージの出力先を「Power BI」また「SQL Database」に振り分けます。
- Virtual Machines
- 「SQL Database」に蓄積された未評価の温度データと学習用温度データをバッチ処理で「Machine Leaning」サービスに学習・評価を要求します。
評価されたデータは「SQL Database」に蓄積します。
- Machine Leaning
- WEB上のUI操作で機械学習サービスが手軽に?作成可能なサービスです。
今回は温度の異常値検知に「One-Class Support Vector Machine」というアルゴリズムを用います。
- Power BI
- 温度センサーから受信したデータをリアルタイムに、また「Machine Leaning」で検知された異常値のデータを可視化します。
今回はこの辺で、
※1 日本マイクロソフト株式会社が提供するクラウドサービスです。
0 件のコメント:
コメントを投稿